アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

中国・麗江束河古鎮

童謡の世界

「仁里路」(2008.04.11)を雑木林越しに眺めた。手前の雑木林、小川のせせらぎ、石畳の小道、畑の菜の花、、、、、日本の童謡の世界が遥か遠く離れた中国雲南地方に残っている。 (撮影日:2008年2月8日)

民族衣装売り

民族衣装というものは私たちが普段着ているものと異なり特徴がある。だから旅の土産として売られている。民族衣装を収集している人もいるだろう。でも買う人からすると「家へ帰ってから着てみたい」という心理もある。世界の民族衣装の中でもここ雲南のはと…

日本の田舎の風景

仁里路の脇に畑が広がっている。この景色を目にしたとき、ここは日本ではないかと思った。私たち都会人が長い間忘れている土の香りがしてくるようだった。日本ではなくなりかけている懐かしい田舎の風景に見とれてしまった。畑の真ん中で菜の花が満開だった。…

露店商?

露天商というのは当たっていないだろう。農家の人たちが自分の畑で採れたものや自分が料理したものを持ってきて路上に置いているようだから。 野菜、果物、木の実、南京豆などが並んでいる。この素朴な感じが何とも言えない (撮影日:2008年2月8日)

九鼎龍潭、魚影濃し

束河故鎮の北西の端に九鼎龍潭という池がある。ご覧のようにそんなに大きくはないが水が澄んでいて、この地にいかにもぴったりの池である。大きさが30センチ以上もある魚が群れていた。それこそ数え切れないほど泳いでいた。淡水魚でこの大きさだと鱒だろう…

民宿(1)

このような古い民家を改造した民宿があちらこちらに点在している。どれも泊まってみたくなるものばかりだった。2月のこの時期はまだ観光シーズン前なのか、それとも麗江ほど知られていないからだろうか、どこも空いている部屋が多かった。値段は高いもので1…

パイナップル売り

大連でもパイナップル売りをよく見かけるが、ここ束河故鎮にもいた。パイナップルの皮を器用に剥いて、丸ごとあるいは細長く切って、串にさして売っている。大連では細長く切ったものが1本1元(約16円)だった。以前、南国マレーシアに6年間いたときによく食べ…

蒸して作った菓子

多分、米の粉を蒸して作ったのだと思う。ほんのり甘味がついていて、美味しかった。ひと切れ大体4センチの立方体で、1元(約16円)だったと思う。 (撮影日:2008年2月8日)

仁里路のレストラン

石畳の道と店の間に幅1メートルほどの小川が流れている。麗江と同じように清流で、地元の人々は野菜や果物を洗っている。麗江の店ほど飾りたてておらず、素朴な感じがする。だから好感が持てる。お茶でも飲みながら、一日中、座って景色を眺めていたくなるよ…

仁里路

仁里路は束河故鎮の中で北西に位置している。四方街のほうから歩いて行くと、仁里路の右手にはずっと畑が広がっている。この道へ来た時に、小学生の頃、夏休みによく行った、おばあちゃんがいた田舎(神奈川県湯河原)を思い出した。日本の昔の農村の雰囲気が…

束河故鎮の小道

麗江よりも鄙びて落ちついた感じの小道が続いている。 (撮影日:2008年2月8日)

老宇號川菜館

路地の突きあたりで見つけた飲食店。1階の柱の色艶、2階の窓の装飾と色合いに趣がある。屋根の上に干してあるのは大根らしい。 (撮影日:2008年2月8日)

何をするための柱?

石橋のすぐわきに大変大きな民家があった。今はレストランとして使われているらしい。その庭に四角い穴がたくさんあいた柱が何本も立っていた。初めは家の支柱かと思ったが、それにしては穴が多すぎる。一体何をするための物だったのだろうか? (撮影日:200…

中国麗江束河納西音楽会

四方街から奥のほうへ歩いて行くと民族楽器のいい音色が聞こえてきた。橋の手前の石畳の道で14名の男性が民族楽器を演奏していた。全員60代、70代のように見えた。「中国麗江束河納西音楽会」と金色の文字で書かれた赤い布がかかっていた。紅谷之家の板壁の…

火柴天堂

四方街の奥のほうに面白い店があった。火柴は huo chai と発音し、マッチという意味で、天堂は tian tang と発音し、天国とか楽園という意味である。だから火柴天堂は「マッチ天国」となる。雲南のマッチは有名だそうで、土産物としてよく売れるということだ…

納西(ナシ)族の歓迎の踊り

四方街で納西(ナシ)族の女性たちが15人で踊っていた。私は多分歓迎の踊りだろうと勝手に解釈した。女性たちを追いかけるように白い子犬が駆け回っているのが微笑ましかった。地面にある納西(ナシ)族の模様も印象に残っている。この2葉の写真は自分でも気に入…

私たちが車を降りた路地にこの門はあった。よく見ると屋根の裏などが実によくできている。観光客があまり通らない所にも何気なく、このような門があることが束河故鎮のすごいところだ。 (撮影日:2008年2月9日)

玉龍雪山(2)

乗り合いタクシー乗り場の前の道路から見た玉龍雪山である。街の建物と一緒に眺めると山の雄大さがよく分かる。ここへ到着した日の朝には真っ青な空を背景にこの山がくっきりと見えたのだ。その写真がないのが本当に残念だ。 (撮影日:2008年2月9日)

乗り合いタクシー乗り場

束河故鎮へ一度行って気に入ったので、翌日も行くことにした。勿論、同じドライバーにお願いした。翌朝は旅行代理店に用があったので、まず麗江の新市街へ行った。これはそこにあった乗り合いタクシー乗り場である。この小さい車が麗江と束河故鎮の間を往復…

私たちが通った路地

私たちはこのような路地から入って行った。ここは地図にある四方街から東へしばらく歩いたあたりである。でもはっきりした位置はよくわからない。 (撮影日:2008年2月8日)

束河故鎮の入り口?

ここが束河故鎮の正式な入口らしい。「~らしい」というのは、私たちはここを通らなかったからだ。門の横にテーブルを置いて、係りの人らしき人が座っている。多分、ここで入場料を払うのだろう。この門は地図に出ている「四方听(聴)音」の東のほうにある。…

玉龍雪山(1)

「玉龍雪山の写真を撮りたい」と言ったら、タクシーの運転手が「束河故鎮へ行く途中にいい所がある」と言って連れて行ってくれた。しかし、確かに山が近く見えはしたが、角度があまりよくなかった。前日、麗江へ着いた時にその道路から見た真っ青な空を背景…

麗江束河故鎮

中国人の友人が言った通り、麗江古城は確かにいい所である。歴史がある建物とすり減った石畳の道が旅人を別世界に招待してくれる。それはそれで素晴らしかったが、観光地化されすぎていて、テーマパークのような雰囲気も漂っている。 以前、麗江に来たことが…