アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

日本・京都

真冬の金閣寺

外国から友人が来たので、2泊3日で駆け足で京都へ行ってきた。 2009年10月の下旬以来だから、約4年4か月ぶりということになる。 京都に着いてすぐ、金閣寺へ行った。 前回は朝陽に輝いていたが、今回は夕陽を浴びて光っていた。 見る時間帯が異なると、雰囲…

京都タワー      (日本・京都)

今回の旅行は、1日目 新横浜発6:00(ひかり493号)京都着8:013日目 京都発20:38(ひかり532号)新横浜発22:51というスケジュールだったので、三日間をまるまる京都で過ごせた。 京都での宿泊は2泊とも「ウェスティン都ホテル京都」で、新幹線も往復グリ…

清水の舞台、縁の下の力持ち     (日本・京都)

清水寺は奈良時代の終わりに延鎮上人が音羽の滝の近くに草庵を結び、千手観音を祀ったのが始まりと言われている。奈良時代末期というと790年ごろに当たる。172本の木柱が建物を支えているのだが、釘は一本も使われていない。今から1200年以上もの昔、クレー…

くらま温泉     (日本・京都)

くらま温泉は鞍馬駅から鞍馬街道を花背・大布施方面へ10ほど歩いた所にある。電車の到着に合わせて、無料の送迎のバスが運行されている。私たちはタイミングよく、このバスに乗ることができた。 くらま温泉・峰麓湯の泉質は単純硫黄冷鉱泉で、神経痛、腰痛、…

四脚門     (日本・京都)

登るときは余裕がなくて、ただ通り過ぎてしまった。よく見ると、年代を感じさせる雰囲気が漂う実にいい木造建造物だ。金堂と源義経供養塔の間にある。 (撮影日:2009年10月30日)

金堂       (日本・京都)

鞍馬寺の山はまだそれほど紅葉していなかったが、金堂前の広葉樹は赤茶色に色づいて、だいぶ散っていた。 ここから先「霊宝殿」「義経堂」「奥の院魔王殿」などがあり、西門の外の「貴船神社」も訪れたかったのだが、時間の限りもあるので、というよりだいぶ…

お水さん、ありがとう       (日本・京都)

急な坂道の途中に水飲み場があり、ほっとした。勇ましい龍が歓迎してくれた。如何にも重厚な造りで「さすが京都!」と思った。 (撮影日2009年10月30日)

牛若丸が強かったわけ       (日本・京都)

鞍馬寺の坂道や階段が急だということを前にご紹介したが、ご覧のように傾斜がかなりあり、もっと急な所もあった。これが九十九折りになって続くので、本当に疲れた。 「七歳の頃から十年間、昼は学問、夜は武芸に励んだ~」と義経公供養塔の立て札に書かれて…

源義経供養塔    (日本・京都)

九十九折りの急な坂道や石段を更に登っていくと「源義経供養塔」があった。 実在の人物であることは勿論知っているのだが、牛若丸の名で半ば偶像化されてしまっているので、供養塔を見ると「ああ、実在の人物だったんだ!」と改めて認識させられる。 (撮影日…

由岐神社          (日本・京都)

仁王門を入ってすぐの所から多宝塔までケーブルカーがあったが、健康のため、歩いて登ることにした。坂道は最初からきつかったが、まずたどり着いたのがこの由岐神社である。10月22日にここで「鞍馬の火祭」が行われたとのこと。 (撮影日:2009年10月30日)

鞍馬寺仁王門         (日本・京都)

鞍馬寺の正式名称は「鞍馬弘教総本山鞍馬寺」である。この仁王門の右側にそう書いてある。手前の受付で拝観料を一人200円払った。 (撮影日:2009年10月30日)

鞍馬寺へ    (日本・京都)

鞍馬山へ来て“くらま温泉”だけというのでは申し訳ないので、その前に鞍馬寺にお参りすることにした。鞍馬寺は770年に鑑真の高弟鑑禎が毘沙門を祀って創建したのが始まりと言われている。 仁王門まで行く途中にあったのがこの建物である。なんと木造4階建で如…

ようこそ天狗の町 鞍馬へ     (日本・京都)

鞍馬山といえば、鞍馬天狗である。駅前の小さい広場に大きい天狗の面があり、観光客を歓迎している。地面から面の上部まで約4メートル、鼻の長さ約2メートルである。 (撮影日:2009年10月30日)

鞍馬駅     (日本・京都)

出町柳駅を出た叡山電車は、元田中、茶山、一乗寺、修学院、宝ケ池、八幡前、岩倉、木野、京都精華大前、二軒茶屋、市原、二の瀬、貴船口を通り過ぎ、14番目が終点の鞍馬である。 “一乗寺”“修学院”“宝ケ池”“二軒茶屋”“貴船口”といったいかにも古の都らしい駅…

叡山電鉄「二の瀬駅」    (日本・京都)

京都に行く前にガイドブックを読んでいたら、鞍馬寺の近くに「くらま温泉」があるという記事を見つけた。「京都で温泉に入れるのなら是非!」ということで行くことにした。 鞍馬に行くには出町柳駅から叡山電鉄に乗る。鞍馬駅までの料金は片道410円で車輌は…

京漬物    (日本・京都)

京都の漬物は美味しい。二年坂にある「阿古屋茶屋」では“お茶漬けバイキング”を楽しんだ。20種類以上の京漬物とご飯がおかわり自由なので、食べ過ぎてしまった。料金は1,280円、営業時間は11:00~16:30ラストオーダー、無休。 勿論、土産にもたくさん買っ…

YANCHA NEKO    (日本・京都)

銀閣寺の近くの店で出会った猫たち。YANCHA NEKO とは写真左上の青い猫の名前である。 (撮影日:2009年10月30日)

銀閣寺の庭    (日本・京都)

朝の陽光を浴びて、晩秋だというのに緑の葉が輝いていた。 (撮影日:2009年10月30日)

銀閣寺      (日本・京都)

2005年5月以来、約4年5か月ぶりであった。修復工事の最中であったが、ここにも多くの参拝客が訪れていた。金閣寺のような派手さはないが、庭の落ち着いた雰囲気が好きだ。 (撮影日:2009年10月30日)

八坂の塔     (日本・京都)

聖徳太子創建と伝わる法観寺に立つ高さ40メートルの五重塔である。このような由緒ある建造物が現代の普通の民家の間に自然に溶け込んで存在しているところが京都の凄いところだ。 (撮影日:2009年10月29日)

二条城    (日本・京都)

ここも中学生の時の修学旅行以来だが、「鶯ばりの廊下」の音色は全く変わっていなかった。天守閣は現在では残っていないが、城内を巡ってみると、かつての壮麗なさまが想像できる。 (撮影日:2009年10月28日)

仁和寺の南天     (日本・京都)

10月下旬の京都は紅葉にはまだちょっと早く、残念だった。しかし、仁和寺の一角に真っ赤な南天の実を見つけた時には、秋の到来を実感した。 (撮影日:2009年10月28日)

仁和寺   (日本・京都)

高校時代に『徒然草』 第52段「仁和寺にある法師」を読んだ。「仁和(にんな)寺に、ある法師、年寄るまで、石清水を拝まざりければ、心うく覚えて、ある時思ひ立ちて、ただひとり、徒歩よりまうでけり。 (中略) すこしのことにも、先達(せんだち)はあらま…

龍安寺   (日本・京都)

ここを訪れるのは中学生の時の修学旅行以来だと思うが、当時、団体は受け入れていなかったような気もするので、もしかしたら、今回が初めてかもしれない。有名な石庭では多くの人々が座敷に座って、庭の眺めを楽しんでいた。外国人の姿も数多く見られた。 予…

秋天のもと輝く金閣寺   (日本・京都)

10月28日から30日にかけて二泊三日で京都へ行ってきた。2005年の春以来、4年半ぶりである。しかし、金閣寺はその時訪れなかったので、中学校の修学旅行以来となる。 朝、8時過ぎに京都駅に着いて、簡単に朝食を済ませて、まず金閣寺へ行った。まだ10時を過ぎ…