アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

おっ、これはいい!!!

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 こう言うと、中国の人にしかられてしまうかもしれないが、中国特産の工芸品は別として、日常使うもので欲しくなるような品物はあまり見かけない。
 ところが、この公衆電話のデザインには惹きつけられた。屋根の曲線と丸い支柱の組み合わせがなんともいえない。山吹色の電話機本体にも微妙なカーブがついていて、全体的にまとまっている感じがする。
 向こう側は体が不自由な人のために、低い位置に電話が設置してある。大変親切な設計である。ところがである。この公衆電話がある場所は緩やかとはいえ斜面なのである。そして、歩道と車道にはご覧のように10センチ以上の段差がある。車椅子に乗った人がどうやってこの公衆電話に辿り着くのだろうか。自動車に乗ってくればいい? でも、自動車を持っている人は既に携帯電話を持っているはずであるから、公衆電話は使わない。 

(撮影日:2007年9月16日)