アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

天津街

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 大連駅の前を長江路が東西に走っている。その長江路とほぼ平行に中山路が通っている。この2本の大通りの間に天津街(中国では街は「通り」を意味する)がある。天津街は大連駅前の勝利広場から民主広場の近くまで続いている。端から端まで歩くと25分ぐらいだろうか。
 天津街はきれいに舗装された広い通りなのに車は通らず、いつでも歩行者天国である。聞くところによると、かつて大連市政府が商業開発地区に指定して、整備したということだ。ところが後になって、西安路と黄河路の交差点あたりが開発されてくると、天津街は置き去りにされてしまったらしい。現在、西安路と黄河路の交差点あたりは大連一の商業地区として栄えている。大きなデパートやスーパーマーケットや飲食店が数多く集まっている。
 天津街の両側にも大きいビルはあるが、その賑わいは西安路界隈には遠く及ばない。道の中央には露店が列を成して並んでいる。この写真は民主広場に近いほうの天津街の端である。正面に見える「好利来」(HOLILAND)で休みの日によくパンを買う。いい味である。「好利来」の前を左に行くと、果物屋や野菜の露天商人が並んでいる。ここの人たちとは顔なじみである。 

(撮影日:2007年9月16日)