アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

中山広場の健康踊り?

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 夕方、陽が落ちて涼しくなるとどこからともなく人々が集まってくる。その中の一人が自転車に大きいラジカセと自動車用バッテリーを積んでやってくると、この踊りが始まる。
 年齢層は若い人からお年寄りまで、女性もいれば男性もいる。人数は圧倒的に女性のほうが多い。規則正しく等間隔に並んで、ステップを踏んでいる。見ているとだれでも自由に参加していいらしい。この踊り、ゆったりした曲が多いので、簡単そうに見えるが、なかなか難しい。列の後ろについてやってみたが、うまくできなかった。
 ちょっと暖かくなり始めた頃から、肌寒い風が吹き始める10月頃まで続く。
 広場の別の片隅では、民族楽器を奏でる一団の周りに人垣ができている。哀愁を帯びた笛の音と弦楽器の旋律がなんともいえない異国情緒を醸し出す。石に座って聞いていると時間が経つのを忘れてしまう。天気がいい休みの日の夕方は散歩がてらできるだけ中山広場へ行くようにしている。
 この写真の後ろのほうに写っているライトアップされた建物は中国銀行遼寧省分行(旧横浜正金銀行大連支店) 

(撮影日:2006年7月18日)