アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

タイ便り(絵葉書から)⑤

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1996.4.1(月) 晴れ(最高気温40℃以上)

 これが「タイで最も美しい」と言われている Wat Phra Si Rattana Mahathat の仏像です。「青銅製でひざ幅2.75m, 高さ3.5m, スコータイ後期に造られ…」といった解説を抜きにしても、確かに心を引きつけられました。

 今日の名所巡りは、ここ一ヶ所だけです。旅も6日目となり、少しずつ疲れがたまっているようなので、無理ができません。年ですね。今朝は目が覚めたのが9時なのに、11時まで起きられませんでした。

 午後、バスで Phitsanulok から Sukhothai に移動しました。約60km, 1時間かかりました。料金はたったの16バーツ(約64円)。列車もそうですが、この国の公共の乗り物の料金が安いのには驚かされます。こんなことを言ったら、「日本から来た旅行者の勝手な言い分だ」と地元の人に叱られるかもしれません。しかし、それにしても差がありすぎます。多分、日本が高すぎるから、こんな感想を持ってしまうのでしょう。

 今晩の宿は“RIVER VIEW HOTEL”。でも窓の外は板壁で、川どころか何も見えない1階の部屋です。トイレ、温水シャワー、エアコン、扇風機、テレビ付きで 350バーツ(約1,400円)。いい夢が見られるでしょうか。
                    
                                        Sukhothai にて