アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

マレーシア・ドライブ紀行(1994年3月25日~4月10日) 第9日目

イメージ 1

1994年4月2日(土) 晴れ

 本日の宿泊 カンポン・ブセラ La Chaumiere, RM15(¥600)朝食付

 心地よい海からの風が吹き抜けていく。隣の家から子供が叱られて泣いている声が聞こえてくる。黒猫もベランダの藤椅子の上で身体を伸ばしきって昼寝をしている。身体中、真っ青なキングフィッシャーが一羽、木々の間を飛びまわっている。波の音と風が椰子の葉を鳴らす音。カンポン・ブセラの土曜の午後。あまりにも去りがたいので、もう一泊することにした。

 朝7時前に浜に出た。東の空の下の方はあいにく雲に覆われていたが、陽の出とともに少し赤く色づいて見えた。引き潮の砂浜は太陽の光を受けて、昨晩と同じように赤い絨毯になった。宿のオーナーの話によると6時頃はもっときれいだったそうだ。明朝は是非早起きしよう。

 昨日、砂浜で子供達の写真を撮ったが、今日も写した。あとで送るつもりだ。素晴らしい宝物をくれた彼らにささやかなお礼だ。