アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

現地で読む「象の白い脚」   (ラオス・ビエンチャン)

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松本清張作「象の白い脚」は遥か昔20代の頃、初めて読んだ。
当時からインドシナの地域には強い関心があったので、物語に引き込まれて、すぐに読み終わってしまった。
 
ビエンチャンにいる友人が同じ文庫本を持っていたので、この度、再読する機会を得ることができた。
自分が今住んでいるビエンチャンが舞台となっているので、物語に出てくる場所がどこもかしこもよく知っている所だ。
そのせいか以前読んだ時よりも実感が湧いてきた。
 
マレーシアにいた時、バトパハで読んだ金子光晴の「マレー蘭印紀行」、キャメロン・ハイランドで読んだ松本清張の「熱い絹」の時も同じことを感じた。
 
本の中に描かれている現地で読むのが一番いい。

これからもこういう体験をしたいものだ。

 
(撮影日:2012713)