アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

ラオスの土を踏む

イメージ 1
 
学生時代からインドシナの地域にある国々、タイ、ベトナムカンボジア、そしてラオスに関心があった。いつか長期間滞在してみたいものだと願っていた。
 
タイへは数回、ベトナムへは一度行ったことがある。      
 
2000年頃タイのチャンマイへ旅行した時、もっと北にあるチェンライの街へ足を伸ばした。そこでタイ、ラオスミャンマーにまたがる「ゴールデン・トライアングル」と呼ばれている地域を訪れるツアーに参加した。
 
タイとラオスの国境にある検問の前まで行った。こちらを拒絶するかのように扉が厳重に閉まっていた。国境となっているメコン河を下るボートに乗り、ラオスの国土を眺めた。対岸を形作っている赤土の色と川岸で洗濯をしている僧侶の僧衣のオレンジ色が強烈に目に焼きついた。
 
あれから約10年、ついに仕事でラオスに来ることができた。
 
今こうして、ビエンチャンの街からメコン河の向こうにあるタイの国土を眺めている。あの時と河の反対側に立っているのだ。10年後にこの瞬間が来るとは全く想像もしていなかった。                      (撮影日:20108月10日)