いざ“ジャール平原”へ (ラオス・シェンクワーン)
“ジャール”とはフランス語で「壺」を意味する。
石壺がある地域はシェンクワーン県内に60か所以上あり、その総数は1,000個以上になることが判明している。
石壺の中からは人骨、ガラスの小玉、石壺の外周からは、土器片、青銅の腕輪、鉄製のナイフなどが発見された。
現在のところ「石壺が石棺として使われた」という説が有力であるが、これだけの壺を作る資材と労力をどうやって調達したのかなど、“ジャール平原”にまつわるミステリーは尽きない。
“ジャール平原”は多くのサイトに分かれているが、主なものはサイト1,2,3で、私達はまずサイト1を目指した。
(撮影日:2011年9月19日)