アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

2011-10-29から1日間の記事一覧

自然が創造した芸術   (ラオス・シェンクワーン)

壺の外側の白色系と茶色系の色合いもなかなか味があるが、内側の紫色系、藍色系、緑青系のバランスがもっと素晴らしい。 名画を見ているような気分にさせられる。 長時間見つめていても飽きることがない。 壺の大小よりも、こちらのほうが価値があるような気…

石壺の中   (ラオス・シェンクワーン)

石壺の中が空になっているものも多いが、ご覧のように雨水がたまっているものもあった。 あるものには植物が棲みついていた。 (撮影日:2011年9月17日)

爆撃を逃れた洞窟   (ラオス・シェンクワーン)

ラオス内戦の時、アメリカ軍の爆撃から身を守るために籠もった洞窟があった。 中に入ってみると、高さが20メートルぐらいあり、ひんやりとした空気が漂っていた。 上部に穴が二つ開いていた。 入口の右わきに祭壇があったが、当時もあったのだろうか。 この…

ジャール平原の中の遊歩道(?)   (ラオス・シェンクワーン)

草原の中の踏み固められた狭い場所が時間がたつにつれて小道のようになった。 泥がむき出しになっているので、非常に滑りやすい。 そこを歩いてジャール平原を巡る。 前方に石壺群が見えている。 足元の草の中から絶えず虫の音が聞こえてくる。 心地よい風が…

クレーター   (ラオス・シェンクワーン)

1960年代半ばからのラオス内戦の時、パテート・ラオ軍を叩くためにアメリカ軍が多数の爆弾を投下した。 立て札によると1964年から1973年までの期間がそうだったらしい。 その爆撃の跡がクレーターとしてジャール平原に数多く残っている。 人間の背丈と比べる…