アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

西瓜(すいか)(中国・大連)

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 10年前に北京に半年ほど滞在していたときに、40度近い猛暑に見舞われた。そのとき食べた西瓜の甘さが忘れられない。土地の人曰く「北京近郊の西瓜は美味しい!」とのこと。
 ここ大連でも夏になるとたくさんの西瓜が出回る。7月の一番多く出回っていた頃は、1斤(500グラム)0.5元(約7~8円)で大きい西瓜一つを10元(約150~160円)で買うことができた。大連の西瓜も北京のに劣らず甘くて美味しい。夏の間、冷蔵庫から切れることはなかったというより、まだ毎日暑いので現在も冷蔵庫に入っている。
 売りかたも東京の果物屋などとは違い、ごらんのように大変乱暴に扱われ、大きく山積みにして売られている。これよりももっと大きな山になっている店もたくさんある。
 もう一つ、違いがある。それは西瓜を半分に切るとき、包丁を入れる方向が自分の今までの習慣と90度ずれているのである。ここでは西瓜を上下が半分ずつになるように切るのだ。日本では上から下に向かって、西瓜の黒い線に沿って切る地方が多いと思うのだが、どうだろうか。どう切ろうが西瓜の味に変わりはないのだが、半分に切った西瓜の黒い線がぷっつりと切れているのを見るとちょっと興ざめしてしまうのは私だけだろうか、、、、、

(撮影日:2007年8月6日)