アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

枇杷(びわ)  (カンボジア・プノンペン)

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知人に枇杷をもらった。
 
日本だと初夏に出回る果物だが、カンボジアのような熱帯地方で出合うとは想像したことがなかった。
それだけに帰宅して、テーブルの上にあるのを見た時は、驚いた。
多分、どこかからの輸入品だろう。
 
びわ」の漢字を確認するためにインターネットで調べたら、こう書いてあった。
バラ科の常緑高木で、原産は中国南西部、高さは10mになる」
 
以前、中国の“九寨溝”、“黄龍”等々へ旅をしたとき、途中で枇杷を売っていたので、早速、食べてみた。
その時のは、日本のより小粒だったが、味はほとんど同じだった。
 
しかし、それにしても「バラ科」とは知らなかった。
 
今回の枇杷であるが、日本のと異なる点が二つあった。
まず、皮が厚くて手ではむけず、歯で噛み砕いて皮を捨てた。
そして、種は日本産と全く異なり、白色に近い色で、マンゴの種のように繊維質のものに覆われている。
だから、果肉を取るのに苦労する。
 
(撮影日:201727日)