“WAT PAHOUAK” (ラオス・ルアンプラバーン)
登った時の階段を下りて、プーシーの下へ戻って来たとき、かたわらに小さい建物があるのに気がついた。
それが“WAT PAHOUAK”だった。
古くてボロボロの感じだったが、何か惹かれるものを感じた。
入ってみると中では、男性が床に座って土産物の絵を描いていた。
型を使って描くといういたって簡単なものだが、何故か崇高なもののように感じられた。
説明によると、壁に描かれている壁画は1860年に製作されたものだそうだ。
150年以上も昔の話だ。
だから室内にそのような雰囲気が漂っているのだろう。
それで土産用の絵にも崇高さが乗り移っていたのだろと思う。
ワット・シェントーン、ワット・マイなどの有名なお寺に行くのは勿論いいが、ガイドブックに載っていないこの“WAT PAHOUAK”も是非訪れていただきたい。
(撮影日:2011年4月12日)
後方下からみた“WAT PAHOUAK”