ラオスのバナナ (ラオス・ビエンチャン)
ラオスのバナナはこのようにずんぐりしている物が多い。
勿論、日本でよく見かける長いのもあるが、短いものの方が多い。
この写真のバナナは先が少しとがっているが、丸くなっているのもある。
値段はこの写真のひと房で、大体10,000キープ(約100円)ぐらいだ。
日本で子供のころから親しんできたバナナはほとんどがフィリピンからの輸入品で、よく覚えているのは“チキータ・バナナ”だ。
ラオスに来てから「日本のバナナはただ甘いだけ」と感じるようになった。
こちらのバナナは甘いだけではなく、コクがあるような気がする。
フィリピン産の日本バナナはもう食べたくない。
かつて6年も暮らしたマレーシアにもバナナがあるはずだが、味を思い出せない。
どうしてだろうか?
初めて長期間滞在する外国で、「他にも日本ではなかなか口にすることができない美味しい果物がたくさんあり、バナナを食べたいと思ったことがなかったからだ」と今気がついた。
(撮影日:2012年5月27日)