アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

独楽回し

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 「ビシッ、ビシッ、ヒューッ」という聞きなれない音がしたので、振り向いた。最初、何をしているのか分からなかった。そばへ寄ってみたら、独楽を回しているのだった。
 独楽は高さ15センチぐらいで、先が円錐になっている。ロケットの先端を逆さまにしたような形状だ。材質はアルミニウムではないかと想像する。それを長さ5メートルぐらいの紐でたたいて、勢いをつけている。この独楽を回しているときはとにかく派手な音がこだまする。そして、危ないからそばへは近寄れない。
 回し始めはどうするのかと見ていたら、これは日本の独楽と同じだった。円錐形の部分に紐を巻きつけて投げていた。そして、ヨロヨロと回りだしたら、紐で何回もたたきつけて、回転数を上げていた。
 このように長時間上手く回し続けには熟練を要するに違いない。まず、この長い紐を独楽にぶつけられるようになるのに相当時間がかかると思う。 撮影日2007年9月30日