アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

中国将棋の駒

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 街で人々がやっているのを見て、自分も覚えたいと思っていた。偶然通りかかった「2元ショップ」でこれを見つけたので買った。勿論、2元(約36円)である。
 将棋の駒は直径3センチ、厚さ5ミリの木製で、小さくて軽い。街で人々が使っている駒と比べるとおもちゃのようだ。駒には赤と緑で字が書いてある。16駒が自分の軍のようだ。師1、相2、馬2、車2、士2、炮2、兵5で合計16となる。炮は大砲らしい。数から判断すると師が日本の将棋の王将に当たるようだ。
 駒と一緒にビニール製の将棋盤(?)が入っている。縦9ます、横8ますとなっている。見ていると彼らはますの中ではなく、線が交わるところに駒を置いている。始める時に駒をどこに置くのか全然分からない。近いうちに中国人の同僚に教えてもらうつもりだ。
 ところで、「2元ショップ」というのは正式な名称ではない。私が勝手につけたものだ。日本の「100円ショップ」に当たるだろう。大体の物が2元である。鍋、皿、コップ、茶碗、化粧品、タオル、櫛、下着、靴下、文房具、飾り物、プラスチック製の入れ物、おもちゃ等々、様々な物が売られている。日本との大きな違いが一つある。ここでは非常に広い部屋の床に大きい段ボール箱が並べられ、商品はその中に入っているのである。棚に整然と並べられている日本の姿からは程遠い。でも経費節減のためには中国式のほうがいいと思う。私が行ったのは夕方の5時ごろだったが、大勢の人で混んでいた。 撮影日2007年9月30日