アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

中国将棋

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 大連の街を歩いていて一番多く見かけるのが、路上でトランプに熱中している人々だ。二番目が中国将棋に興じている人々、そして三番目が麻雀を楽しんでいる人々だ。
 これはその中国将棋をしている風景だ。ごらんのように中国将棋の駒は丸い形をしていてかなり大きい。ふつうの月餅ぐらいの大きさだ。聞くところによると、捕獲した相手の駒を自分の駒としては使わないそうだ。これは日本の将棋と大きく異なる。
 日本の縁台将棋と同じで、周りの野次馬がうるさく口を出して、ああでもない、こうでもないと講釈をしている。 
 この写真を撮ったのは昼休みの時間だった。だが、大連では時間に関係なく、いつでも路上でトランプや中国将棋をしている人々を見かける。先日、午後みやげ物店に行ったら、丁度トランプをやっているときだった。「自分で自由に品物を選べ」とジェスチャーで指図された。品物の値段を聞いたら「うるさいなあ!」という顔をされてしまった。トランプは延々と続いていた。 

(撮影日:2007年9月14日)