アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

ファーグム王の像

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左がスファヌボン通り、右がサームセンタイ通り
 
ラオスの人々の歴史がわかっているのは、14世紀にラーンサーン(「百万頭の象」の意味)王国を建国したラーオ族が登場してからである。
 
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1353年にラーオ族を一つにまとめ ラーンサーン王国を建国したのがファーグム王である。彼はムアンサワ―(現在のルアンパバーン)を都に定めた。
 
 ファーグム王の跡を継いだサームセンタイ王の時代に国の政治との経済の基礎がつくられた。そして、16世紀のセーターティラート王の時代に王国の勢力がもっとも盛んになった。
 
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         説明文はフランス語、今も街のあちこちにフランスの影響が強く残っている 
 
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前に「セーターティラート通り」をご紹介したところで、ビエンチャン市街の主要な3本の通り、ファーグム通り、セーターティラート通り、サームセンタイ通りを ご紹介したが、王国の重要人物の名前だったわけである。
 
セーターティラート通りに続くスファヌボン通りとサームセンタイ通りが合流する地点にこの公園がある。
 
因みに、王国の名をとったラーンサーン通りはビエンチャン市の中心部から北へのびている。これまた重要な通りである。
(撮影日:2010822日&26日)