アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

小秀才 xiao xiu cai

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         この日は夕食も西安路の天興国際中心ビルで済ませた

         地下にある「小秀才」という店で米線を食べた

         「凄い名前の店だね」と言ったら、

         中国人の友人が「そんなことはない」と言った

         秀才 xiu cai は地域レベルの試験の合格者で、

         状元 zhuang yuan は国レベルの試験の合格者だから

         本当に凄いのは秀才ではなくて、状元とのことである



         後で調べてみたら、こう書いてあった

            秀才:明・清代の科挙制度での生員 sheng yuan の俗称

                生員というのは最初の試験に合格し、府・州・県の学校で勉強できる書生

                この資格を得ると「郷試」の受験が許される

            状元:科挙試験で「進士 jin shi」(最終的に合格した人の称)の首席合格者



         普通なら、状元はただ一人ということになる

         状元の物凄さがよく分かった

         (撮影日:2008年3月25日)