“ラック・サーオ”とは「20㎞」という意味だそうだ。
かつてラオスとフランスが戦争をしていた頃、フランス軍の基地があったナベー村からここまでの距離が20㎞だったので、それがそのまま街の名前になったとのことである。
ラックサーオは山間部に開けた交通の要所だそうだ。
しかし、住んでいる人々には申し訳ないが、観光の見所はほとんどない。
街というよりも村という感じである。
この街を見て、すぐに西部劇に出てくる田舎の街を思い出した。
ここからナムパーオにある国境まで約30㎞である。
(撮影日:2012年6月1日)