アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

100,000キープ札に描かれたタート・ルアン  (ラオス・ビエンチャン)

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現在、ラオスで使われている貨幣は5001000、2000、5000100002000050000キープである。
全てお札で、コインは使われていない。
500キープは約5.3円、50000キープは約526円である。
今年に入ってから、「100,000キープ札が発行された」という噂を耳にしたが、実物を見る機会はなかった。
 
今回、偶然それを1枚手に入れることができた。
表に“450”、裏に“2010”と印刷されているから、発行されたのはビエンチャン遷都450周年であった昨年(2010)だ。
 
他のお札に比べ、色数が多いところに450周年を祝う気持ちの強さが感じられる。
100,000キープ札は縦68㎜、横157mmで、50,000キープ札より横が5㎜長い。
 
表の図柄はタート・ルアン、セーターティラート王像、タート・ルアンにある龍の像、
ラオスの国花であるチャンパの花(通称プルメリア)裏の図柄はワット・ホーパケオとチャンパの花である。
 
両面にチャンパの花があるところがいかにもラオスらしい。
(撮影日:2011年6月頃)