アジア、楽園の日々

ラオス、カンボジア、マレーシア、タイ、ベトナム、インドネシア、ミャンマー、インド、モルディブ、シンガポール、中国などに約20年滞在しました。その時に見たり聞いたりしたことをご紹介させていただきます。

大連市の排水と消防用水のマンホールの蓋

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              天津街のマクドナルドの近くで見つけた

              二つ並んでいた

              直径は50センチぐらいで、普通のものよりちょっと小さめだった

              そこで商売をしている人たちは

              「あの外国人は一体何の写真を撮っているんだ?」

              と言いたげな不思議そうな顔で眺めていた

              私も、もし日本にいたら、マンホールの蓋など写真に撮らないだろう

              いつでもどこでも見かけるから、珍しくもなんともない

              外国人だからこそ、物珍しくて、こういう写真を撮るのだと思う



              しかし、外国も長く住むと自分の故郷のようになってしまう

              以前、2度にわたり計6年余り住んだ

              マレーシアのクアラ・ルンプールがまさにそれにあたる

              いつも行き来する道すがら眺めるものから

              新鮮さを感じなくなってしまった

              当たり前の風景になってしまったのだ

              だから、好奇心を失い、写真もあまり撮らなくなってしまった

              しかし、マレーシアにいた時はこのことに全く気付かなかった



              今回、大連でマレーシアのことをブログに書こうとして、

              写真を探したら、あまりにも少なかったので唖然としてしまった

              そこで、上記のことに改めて気付いたわけである



              人間は好奇心を失ってしまったら駄目だ

              新鮮さを感じないのはそれが新鮮でなくなったからではなく

              自分自身から好奇心がなくなってしまったからだ
  


              大連滞在も残り11か月となってしまった

              日々、好奇心を失わずに、新しい大連を発見していきたい

              (撮影日:2008年4月12日)